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お寺と福祉の情報局

メンタルは良質な睡眠から整える 実践のポイント

2023年4月4日

 近年、働く人たちのメンタル不調が大きな社会問題になっています。介護スタッフたちの中にも、人間関係などが原因でさまざまなストレスにさらされメンタル不調になる人が少なくありません。特にここ数年は感染症対策に追われたこともあり、余計にストレスを感じていたのではないでしょうか。

熟睡(イメージ画像)
熟睡(イメージ画像)

 自身のメンタルを健康な状態に保つために最も重要なのは「良質な睡眠」です。心療内科医によると「大概のメンタル不調は十分な睡眠で防げるし、改善する」とのことです。

 しかし、夜勤のある介護職の場合は、どうしても生活リズムが乱れがちです。このため「眠ろうと思ってもなかなか寝付けない」など睡眠で悩む人も多いようです。「お酒の力を借りて…」という手もありますが、健康面などを考えるとあまりお勧めできません。そこで、今回はモノに頼らずにスムーズに眠るためのポイントを二つ紹介します。

① 入浴は寝る1~2時間前に
 人間は、上昇した体温が低下していく過程で一番眠気を感じるそうです。体温を上げるには入浴が一番ですが、寝る直前に行うと体温が高すぎ、早く入浴してしまうと体温が下がり切ってしまいます。体温が下がっていく最中に寝床に入ることがスムーズな睡眠につながります。特に40℃ぐらいのやや低めのお湯に長い時間、30分ほど漬かることが良い睡眠には効果的とされています。

② 寝る1時間前からは、テレビやスマホを見ない
 テレビやパソコン、スマートフォンなどの明るい画面を見ていると、光で脳が刺激されて眠りにくくなってしまいます。寝床ではついついスマホを触ってしまいがちですが、寝る前は本などを読むようにしましょう。

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