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お寺と福祉の情報局

短くても疲労回復 知っておきたい「仮眠」のコツ

2023年7月7日

 特養や有料老人ホームなど夜勤がある介護事業所には「仮眠」の時間があると思います。もっとも「利用者からのコールで眠りを妨げられる」「そもそもしっかりと睡眠できるスペースや環境が用意されていない」という課題があるケースも多いようですが…。

仮眠の前のコーヒー(イメージ)
仮眠の前のコーヒー(イメージ)

 中には「数時間の睡眠だと物足りなく、逆に眠気や疲労感が増す」との理由から、仮眠を取らない人もいるようです。しかし、上手に仮眠をすれば、短時間の睡眠でも脳や体の疲労回復に大きな効果があります。そこで今回は「効果的な仮眠の方法」を紹介します。

 皆さんは、誰かに起こされた場合に「すぐに目が覚め、即座に次の行動に移せる」ときと、「なかなか目覚めず、起きた後もしばらくボーッとしている」ときがあるのではないでしょうか。人間の眠りは「深い睡眠」と「浅い睡眠」の二つが交互にやってきます。「深い睡眠」のときに起きると「寝足りない」と感じますが、「浅い睡眠」のときに起きると、すっきりした寝覚めになります。

 そして二つの睡眠は、個人差はありますがおおむね15分~20分間隔で繰り返されます。ですから仮眠をとるときは「20分」を一つの目安としましょう。

 では、「20分寝る」のにはどうしたらいいのでしょうか。

 目覚ましなどを20分後にかけておくのも手ですが、「寝る前にコーヒーやお茶などでカフェインを摂取する」のもお勧めです。「コーヒーを飲んだら眠れなくなる」とよくいわれますが、実はカフェインには即効性がなく、眠気を覚ます効果を発揮するのは摂取から30分後程度からと言われています。

 つまり、仮眠の前にカフェインを摂取すれば、深い睡眠に入る前に自然に目が覚めるという計算になるのです。

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