※文化時報2022年7月29日号の掲載記事です。 読者の皆さんは「天竜林業高校事件」という事件を聞いたことがあるだろうか。静岡県天市(現在の浜松市天竜区)の元市長が2008(平成20)年、静岡県立天竜林業高校の生徒だった孫を志望大学に推薦するよう、当時の校長だった北川好伸さんに依頼し、これを受けた北川さんがその…
2023年3月13日
※文化時報2022年7月15日号の掲載記事です。 私の著書『大崎事件と私―アヤ子と祐美の40年』では、登場人物の表記に実名と仮名が混在している。
2023年3月7日
※文化時報2022年7月1日号の掲載記事です。 6月22日午前10時過ぎ。鹿児島地方裁判所の門前に詰めかけたおびただしい数の支援者とマスコミの前に「不当決定」の旗が掲げられた。その瞬間、人の輪の中から「ふざけるな!」「(裁判所の)看板下ろせ!」と怒りの声が轟いた。このことは、その日の某紙の夕刊に「支援者から怒号…
2023年3月1日
※文化時報2022年6月17日号の掲載記事です。「上」からの続きです。 周防正行監督に初めて登壇をお願いしたのは、2014(平成26)年10月に鹿児島で開催した九州弁護士会連合会大会シンポジウムだった。…
2023年2月22日
※文化時報2022年6月3日号の掲載記事です。 5月27日、「再審法改正をめざす市民の会」の結成3周年を記念したイベント「無実の人々を救う再審法改正をめざす議員と市民の集い」が衆議院第1議員会館で開催された。…
2023年2月16日
※文化時報2022年5月20日号の掲載記事です。 風薫る5月。街のそこかしこで新緑がまぶしい。春の桜も秋の紅葉も素晴らしいが、私は清々(すがすが)しい風に揺れながら陽光にきらめく早緑(さみどり)に彩られるいまの季節が好きだ。 …
2023年2月8日
※文化時報2022年4月29日号の掲載記事です。 京都に移籍して2度目の春を迎えた。昨年の春は、鹿児島の事務所を整理し、移籍に伴うさまざまな雑務に忙殺されていたため、顔を上げて桜の花を愛(め)でる気持ちのゆとりがなかった。京都には桜の名所がそこかしこにあるのに、桜を見た記憶がないのだ。…
2023年1月31日
※文化時報2022年4月15日号の掲載記事です。 このコラムに「姉と弟」のタイトルで紹介した(2月18日号、3月4日号)袴田事件の早期再審無罪を求める院内集会が3月29日、衆議院第一議員会館で開催された。メイン企画は「検察官の正義とは」と題する村木厚子さんと私の対談だった。 …
2023年1月23日
※文化時報2022年4月1日号の掲載記事です。 学校でのいじめが深刻な社会問題となって久しい。2013(平成25)年、「いじめ予防対策推進法」が施行されたが、ネット社会の子ども世代への浸透を背景に、無料通話アプリ「LINE」や動画投稿サイトを媒介とする新たな態様のいじめも増加し、いじめられた子どもが自ら命を絶つ…
2023年1月13日
※文化時報2022年3月18日号の掲載記事です。 3月8日、本紙主催の「福祉仏教全国連絡協議会 第6回バイキング講座」で「罪も人も憎まない」と題する講演をさせていただいた。…
2022年12月27日
※文化時報2022年3月4日号の掲載記事です。 袴田巖さんは、逮捕されてから、2014年3月の静岡地裁による再審開始決定に伴い釈放されるまで、45年以上もの間、拘置所に身体を拘束されていた。1980年12月に死刑が確定してからは、日々死刑執行の恐怖にさいなまれ、徐々に精神を病んで自分の世界に閉じこもるようになっ…
2022年12月16日
※文化時報2022年2月18日号の掲載記事です。 2月9日、浜松駅に程近い賃貸ビルの3階に住むこのビルのオーナーが、89歳の誕生日を迎えた。全国からたくさんのお祝いの花とメッセージが届けられた中に、「秀子おめでとう 袴田巖」とぶっきらぼうに書かれたのし袋があった。 …
2022年12月7日
※文化時報2022年1月21日号の掲載記事です。 2022年の仕事初めは1月6日。事件から42年もの間無実を叫び続けてきた、大崎事件の原口アヤ子さんに、今年こそ再審無罪の「春」を届けようと、東京で開催された集会で講演した。折しもこの日の首都圏は大雪だったが、会場は雪をも溶かす熱気に包まれていた。…
2022年11月19日