※文化時報2023年9月19日号の掲載記事です。 障害のある子やひきこもりの子の親が面倒を見られなくなる「親なきあと」について語り合おうと、千葉県船橋市の日蓮宗上行寺船橋別院は11日、「親あるあいだの語らいカフェ」を開いた。午前と午後の2部制で、遠山玄秀副住職を含めて午前は5人、午後は7人が参加。それぞれが胸の…
2023年11月5日
※文化時報2023年9月19日号の掲載記事です。 天理教甲京分教会(京都市上京区)の「おかえり食堂」が今年で開設5年目を迎えた。18歳で退所を余儀なくされる児童養護施設=用語解説=を出た若者の居場所づくりとして始まり、新型コロナで困窮するひとり親家庭やヤングケアラー=用語解説=の家庭向けに弁当や食品を渡す活動に…
2023年11月3日
※文化時報2023年9月19日号の掲載記事です。 浄土真宗本願寺派の宗門校龍谷大学(京都市伏見区)は、障害者のために高賃金の新しい就労モデルを開発しようと、工業と福祉のコラボレーションを図る「工福連携」の取り組み「KOUFUKU連携プロジェクト」を開始した。提携先の社会福祉法人南山城学園(京都府城陽市)では、施…
2023年10月31日
※文化時報2023年9月15日号の掲載記事です。 農業と福祉が連携する農福連携=用語解説=をヒントに、仏教と福祉が協働する「仏福連携」の可能性を探ろうと、真言宗智山派高知教区(野島充教区長)と真言宗豊山派高知県宗務支所(川口秀徳支所長)が初の合同講習会を開いた。自死予防を念頭に、生きづらさを抱える人々に僧侶がど…
2023年10月28日
※文化時報2023年9月12日号の掲載記事です。 障害のある子やひきこもりの子の面倒を親が見られなくなったときに備える「親なきあと」をテーマにした「親あるあいだの語らいカフェin城興寺」が3日、京都市南区の真言宗泉涌寺派城興寺(上原慎勢住職)で開かれた。障害のある当事者や家族ら15人と、僧侶を含む支援者14人が…
2023年10月26日
※文化時報2023年9月8日号の掲載記事です。 知的障害のある子らの面倒を見られなくなる「親なきあと」の不安を解消しようと、保護者らでつくる「札幌市手をつなぐ育成会」(長江睦子会長)は、親子で入れる合同墓を同市内の霊園に建立した。子どもの納骨が心配という会員の声に応え、8年がかりで実現にこぎつけた。全国手をつな…
2023年10月24日
※文化時報2023年9月5日号の掲載記事です。 傾聴活動に携わる僧侶の育成を目指そうと、臨済宗東福寺派は今年度の住職・副住職研修会で、一般財団法人お寺と教会の親なきあと相談室理事兼アドバイザーの藤井奈緒氏を講師に招いた。文化時報社の実施事業「文化時報紙上セミナー」を活用した取り組み。原田融道管長や稲葉隆道内局、…
2023年10月21日
※文化時報2023年9月1日号の掲載記事です。 NPO法人「わ」が営む通所介護施設「結(ゆい)」(千葉県九十九里町)で8月23日、盂蘭盆会(うらぼんえ)の法要と茶話会が行われた。浄土真宗本願寺派清心寺(茨城県ひたちなか市)副住職の増田廣樹さん(44)と敬西寺(群馬県高崎市)僧侶の松岡晃徳さん(46)が訪問した。…
2023年10月19日
※文化時報2023年8月25日号の掲載記事です。 障害者やひきこもりの人が親の世話を受けられなくなった後にどう生きていくかという「親なきあと」の問題に対処しようと、全国の相談室約110カ所でつくる「親なきあと」相談室ネットワーク(渡部伸代表)は2日、会員研修をオンラインで開いた。「『大分モデル』を全国に」をテー…
2023年10月17日
※文化時報2023年8月25日号の掲載記事です。 京都市社会福祉協議会の元職員、新山隆司さん(43)が、地域活動の支援や居場所づくりを目的とした株式会社くらしの伴走者を設立した。北野商店街(京都市上京区)の一角に事務所を構え、本棚を貸し出すユニークな図書館を開業。在職中から活動を共にしてきたお寺や教会にも期待し…
2023年10月11日
※文化時報2023年9月1日号の掲載記事です。 いつでも誰でも気軽に足を運べて、自由に仏教に触れられる。そんな理想を掲げて21年前に建立されたお寺が、仙台市泉区にある。単立寺院「みんなの寺」。住職の天野雅亮さん(55)は「人は誰にでも個性があり、凸凹がある」と話す。そんな自身の考え方に影響したのが、生まれつき肌…
2023年10月8日
※文化時報2023年9月1日号の掲載記事です。 浄土真宗本願寺派が2018(平成30)年から開催してきた「西本願寺みんなの笑顔食堂」を一般社団法人えんまん(八幡真衣代表理事)が引き継ぐことになり、8月22日、本山本願寺の聞法会館(京都市下京区)で「テンプル食堂きょうと・西本願寺みんなの笑顔食堂」として開催された…
2023年10月6日
※文化時報2023年8月8日号の掲載記事です。 浄土宗の宗門関係校である佛教大学(京都市北区)社会福祉学部は7月22~27日、「旅する絵本展」を開いた。視覚障害のある子どもたちのために点字付きの絵本を用意し、自由に楽しめるコーナーも設置。学生らが積極的に来場者と関わることで、普段子どもの面倒を見ている保護者もゆ…
2023年10月4日
※文化時報2023年7月28日の掲載記事です。 うつ状態の当事者らが京都市内のキリスト教会で、自らの思いや体験を分かち合い、ほっと安らぐ「心の居場所」づくりに取り組んでいる。立ち上げたのは、同じ精神疾患を抱えた2人の聖職者。「宗教者の社会奉仕」を実現するため、当事者と共に歩んでいる。(奥山正弘)…
2023年10月1日
※文化時報2023年7月25日号の掲載記事です。 臨床宗教師=用語解説=らでつくる日本臨床宗教師会(鎌田東二会長)は7日、「第4回インターフェイスを考える集い」をオンラインで開催した。米国・ペンシルベニア大学病院でチャプレン=用語解説=として活動する天台宗僧侶の古村(こむら)文伸氏が、「インターフェイス・スピリ…
2023年9月28日