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「文化時報」コラム

傾聴ーいのちの叫び
『文化時報』コラム ㉔火と水のバランス

※文化時報2022年8月5日号の掲載記事です。  連日のものすごい暑さに、ついに動きました。孫のために、猫の額ほどの庭にビニールプールを置いて、その上に日よけのシートを張りました。大きなシートが折からの風をはらんで、まるで帆船。お嫁さんと2人で汗だくになりながら、なんとかやり遂げました。 …

2023年3月4日

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『文化時報』コラム ㉒「伝え手」たち

※文化時報2022年7月1日号の掲載記事です。  6月22日午前10時過ぎ。鹿児島地方裁判所の門前に詰めかけたおびただしい数の支援者とマスコミの前に「不当決定」の旗が掲げられた。その瞬間、人の輪の中から「ふざけるな!」「(裁判所の)看板下ろせ!」と怒りの声が轟いた。このことは、その日の某紙の夕刊に「支援者から怒号…

2023年3月1日

傾聴ーいのちの叫び
『文化時報』コラム ㉓脆い体 儚い命

※文化時報2022年7月22日号の掲載記事です。  命は儚(はかな)く、体は脆いものです。紙でも裂けてしまうような柔らかい皮膚。たった3分酸素がいかないだけで壊滅してしまう脳細胞。体温にしろPHにしろ、ごくごく狭い範囲の中でしか、今の状態を続けることができないのです。 …

2023年2月26日

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『文化時報』コラム ㉑知ってしまった以上は…(下)

※文化時報2022年6月17日号の掲載記事です。「上」からの続きです。  周防正行監督に初めて登壇をお願いしたのは、2014(平成26)年10月に鹿児島で開催した九州弁護士会連合会大会シンポジウムだった。…

2023年2月22日

傾聴ーいのちの叫び
『文化時報』コラム ㉒泥が忍び寄ってくる

※文化時報2022年7月8日号の掲載記事です。  知人が責任者を務める施設で、入居者の方が逝かれたそうです。真夜中に部屋を出て、近くの公園で。脳梗塞を患い麻痺(まひ)が残るものの、自ら食事を作り、できることは自分でという孤高の方だったとか。常々、「俺は他人に迷惑をかけて、世話になってまで生きていたくない」が口癖だ…

2023年2月19日

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『文化時報』コラム ⑳知ってしまった以上は…(上)

※文化時報2022年6月3日号の掲載記事です。  5月27日、「再審法改正をめざす市民の会」の結成3周年を記念したイベント「無実の人々を救う再審法改正をめざす議員と市民の集い」が衆議院第1議員会館で開催された。…

2023年2月16日

傾聴ーいのちの叫び
『文化時報』コラム ㉑勝手な予測癖

※文化時報2022年6月24日号の掲載記事です。 先日夕飯の後、不意に息子がクイズを出してきました。「あなたはくじを引きました。引いたナンバーは45でした。くじは全部で何枚?」 …

2023年2月12日

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『文化時報』コラム ⑲早緑のきらめき

※文化時報2022年5月20日号の掲載記事です。  風薫る5月。街のそこかしこで新緑がまぶしい。春の桜も秋の紅葉も素晴らしいが、私は清々(すがすが)しい風に揺れながら陽光にきらめく早緑(さみどり)に彩られるいまの季節が好きだ。 …

2023年2月8日

傾聴ーいのちの叫び
『文化時報』コラム ⑳底なしの絶望から

※文化時報2022年6月10日号の掲載記事です。  50代男性のIさんは当初、私がお部屋を訪ねるたびに悔し涙を流していらっしゃいました。抑えられない病の勢いを恨み、家族との別れを悲しみ、もう歩くことさえままならない自分自身にいら立っての涙でした。…

2023年2月4日

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『文化時報』コラム ⑱桜が彩る人生の扉

※文化時報2022年4月29日号の掲載記事です。 京都に移籍して2度目の春を迎えた。昨年の春は、鹿児島の事務所を整理し、移籍に伴うさまざまな雑務に忙殺されていたため、顔を上げて桜の花を愛(め)でる気持ちのゆとりがなかった。京都には桜の名所がそこかしこにあるのに、桜を見た記憶がないのだ。…

2023年1月31日

傾聴ーいのちの叫び
『文化時報』コラム ⑲覚悟が問われる現場

※文化時報2022年5月27日号の掲載記事です。  少し前になりますが、在宅での看取(みと)りに関わっていた医師が、遺族に命を奪われるという痛ましい事件がありました。皆さま方のご記憶にも、残っていらっしゃるのではないかと思います。 …

2023年1月27日

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『文化時報』コラム ⑰しなやかに揺れる柳

※文化時報2022年4月15日号の掲載記事です。  このコラムに「姉と弟」のタイトルで紹介した(2月18日号、3月4日号)袴田事件の早期再審無罪を求める院内集会が3月29日、衆議院第一議員会館で開催された。メイン企画は「検察官の正義とは」と題する村木厚子さんと私の対談だった。 …

2023年1月23日

傾聴ーいのちの叫び
『文化時報』コラム ⑱家族にしかできない

※文化時報2022年5月13日号の掲載記事です。  先日、ご病気の女性を看病していらっしゃる家族皆さんのお話を、聴かせていただく機会がありました。

2023年1月16日

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『文化時報』コラム ⑯いじめ予防授業の神髄

※文化時報2022年4月1日号の掲載記事です。  学校でのいじめが深刻な社会問題となって久しい。2013(平成25)年、「いじめ予防対策推進法」が施行されたが、ネット社会の子ども世代への浸透を背景に、無料通話アプリ「LINE」や動画投稿サイトを媒介とする新たな態様のいじめも増加し、いじめられた子どもが自ら命を絶つ…

2023年1月13日

傾聴ーいのちの叫び
『文化時報』コラム ⑰「死」の記録映画

※文化時報2022年4月22日号の掲載記事です。  先日、ある映画の試写会を行いました。台湾の法師様たちが実践なさっているスピリチュアルケア活動を記録した、ドキュメンタリー映画です。 …

2023年1月9日

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