※文化時報2023年8月11日号の掲載記事です。 年を重ねてまいりますと、心配事は自分のことだけ、というわけにはいかないものです。親のことや、子、孫のことまで、問題が周りに山積み…なんてことも、時にはあるでしょう。 …
2023年10月27日
※文化時報2023年3月14日号の掲載記事です。 本紙2月28日号掲載の寄稿「『寺院葬』に物申す」を読んで、ショックを受けた寺院関係者がいたのではと心配になった。「駐車場・冷暖房は当然として…」で始まり、寺院で葬儀をするためにはハード面の充実が不可欠という指摘であった。全くもってその通りなのだが、そこまで「設備…
2023年10月23日
※文化時報2023年8月4日号の掲載記事です。 7月16日、長野県諏訪市を訪れた。盆地とはいえ標高750メートルの高地ゆえか、照りつける日差しは強烈だ。一方で、湿度を含まない風は頬に心地良かった。 …
2023年10月20日
※文化時報2023年7月28日号の掲載記事です。 夏といえば、七夕、お盆、夏祭り。そしてやっぱり、花火大会。 ここ数年は、諸般の事情で中止になっていた花火大会ですが、今年は各地で復活、開催されるようです。私の地元でも、4年ぶりの開催が決定しました。 …
2023年10月15日
※文化時報2023年2月28日号の掲載記事です。 「ひどいお葬式だった」と近隣のケアマネジャーがやってきて憤慨していた。聞けば、利用者が亡くなり家族がインターネットで検索した格安の葬儀プランを利用したそうだ。それがプラン通りの金額では収まらず、仏具なども粗末な物だったと。死別の悲しさの上に、葬儀に対する悔しい思…
2023年10月10日
※文化時報2023年7月21日号の掲載記事です。 3月に再審開始が確定し、死刑事件として36年ぶりにやり直しの裁判(再審公判)が開かれることになった袴田事件で、検察官は再審公判で改めて袴田巖さんの有罪を主張する方針であることが報じられた。すでに事件から57年、ようやく再審無罪のゴールが見えたと思われたが、審理の…
2023年10月5日
※文化時報2023年7月14日号の掲載記事です。 日頃から何かと教えを乞うている医師が先日、「がん難民なんて言葉があったけど、最近は終末期難民だよ」などとおっしゃっておられましたが、まさに今、それを目の当たりにしています。 …
2023年9月30日
※文化時報2023年2月14日号の掲載記事です。 「地域共生社会とは、赤の他人が葬式を出すことである」と奥田知志牧師は語った。7日に京都で行われた文化時報創刊100周年特別記念講演会でのことである。 …
2023年9月25日
※文化時報2023年7月7日号の掲載記事です。 昨年秋、岐阜県弁護士会に招かれて講演した機会を利用し、私はどうしても訪れたかった場所に赴いた。岐阜県八百津町の「人道の丘」である。 …
2023年9月21日
※文化時報2023年6月30日号の掲載記事です。 先日、ある方と話していたときに「玉置さんの“スピリチュアリティ”って何ですか」と、問うていただきました。 …
2023年9月17日
※文化時報2023年1月31日掲載記事です。 「己が身をひきくらべて、殺してはならぬ。殺さしめてはならぬ」。ダンマパダ(法句経)129にこの一節がある。本紙読者諸氏でご存じない方はまずいないと思う。…
2023年9月12日
※文化時報2023年6月16日号の掲載記事です。 いつものように近所のスーパーに買い物に行ってまいりました。 それにしても、じわじわとモノの値段が上がっていますね! 卵1パックがこんなお値段になるとは、思ってもいませんでした。「いったいこれからどうなっていくことか…」と思いつつ店内をウロウロしていると、…
2023年9月4日
※文化時報2023年1月17日掲載記事です。 年末年始に葬儀を行うお寺も多いだろう。筆者のところも今月3日に亡くなった利用者さんがいた。知らせを受けてすぐに火葬場を予約したが、それでも8日まで待たされた。年末年始は混み合うので仕方ない。でも、年間死亡者数が年々増えていくので、当然ながら火葬の順番待ちも多くなって…
2023年8月31日
※文化時報2023年6月9日号の掲載記事です。 私が弁護団事務局長を務める大崎事件で、この6月5日に第4次再審の即時抗告審(福岡高裁宮崎支部)の決定が出されることになった。原口アヤ子さんは6月15日に96歳の誕生日を迎える。決定はその10日前に出されることになる。 …
2023年8月28日