検索ページへ 検索ページへ
メニュー
メニュー
TOP > 『文化時報』コラム

読む

「文化時報」コラム

ヒューマニズム宣言サムネイル
『文化時報』コラム 〈40〉舞台裏の舞台裏

※文化時報2023年5月12日号の掲載記事です。  読者の皆さまは昨年10月から12月にかけてフジテレビ系列で全国放送されたドラマ『エルピス―希望、あるいは災い―』(関西テレビ制作)をご覧になっただろうか。安倍晋三政権下で、報道番組の忖度(そんたく)や偏向が取り沙汰されるようになった2018年頃のテレビ局を舞台に…

2023年8月7日

傾聴ーいのちの叫び
『文化時報』コラム 〈41〉「小さき人」に学ぶ

※文化時報2023年4月28日号の掲載記事です。  わが家の「小さき人」が、この春で2歳になりました。表情やしぐさがぐんぐん豊かになっています。動きの方も日増しに活発になり、ちょっと目を離した隙におわんをぶん投げるは、バナナを踏みつけるは、おむつ一丁で飛び出すわで、てんやわんやです。 …

2023年8月3日

福祉仏教の現場から
『文化時報』コラム 〈45〉後見制度を考える

※文化時報2022年11月22日号の掲載記事です。  「日本の成年後見制度=用語解説=は人権問題なので廃止せよ」と国連から日本国政府が勧告を受けている―。そんなショッキングなナレーションから番組は始まった。11月14日放送のNHKクローズアップ現代「親のお金をどう守る 認知症600万人の資産管理」である。…

2023年7月31日

ヒューマニズム宣言サムネイル
『文化時報』コラム 〈39〉場所と役割

※文化時報2023年4月21日号の掲載記事です。  歴史好きの私にとって、NHKの大河ドラマは、子どもの頃から特別な存在だった。特に10代前半の頃に見た「国盗(と)り物語」「勝海舟」「元禄太平記」「風と雲と虹と」などの作品のシーンは、半世紀近くたった今もなお記憶に残っている。…

2023年7月28日

傾聴ーいのちの叫び
『文化時報』コラム 〈40〉物語を書き換える

※文化時報2023年4月14日号の掲載記事です。  日々、さまざまな出来事があります。「時間」とは「出来事が積み重なったさま」を指す言葉なのでしょう。でも、その積み重なったあれこれは、事実そのものではありません。私たちは事実を認識したとき、瞬時にして物語をつくり、物語として蓄積していくのです。…

2023年7月25日

福祉仏教の現場から
『文化時報』コラム 〈44〉念仏と多様性

※文化時報2022年11月8日号の掲載記事です。  「上映会をしたいので場所を貸してほしい」と知人を通じて依頼してきた人がいる。映画のタイトルは「みとりし」。榎木孝明さんが主演らしい。顔の知っている俳優だからといって油断はならない。よく話を聞いてみて、どうやら宗教団体がバックにいるふうでもないので、聞法会館を使っ…

2023年7月21日

ヒューマニズム宣言サムネイル
『文化時報』コラム 〈38〉3度目の春

※文化時報2023年4月7日号の掲載記事です。  「1月は行く」「2月は逃げる」「3月は去る」というが、2023年の1月から3月は、60年余の私の人生でも格別といえる激動の日々だった。 …

2023年7月18日

傾聴ーいのちの叫び
『文化時報』コラム 〈39〉「袴田事件」に寄せて

※文化時報2023年3月31日号の掲載記事です。  57年。

2023年7月14日

『文化時報』コラム 〈43〉開放的であっても

※文化時報2022年10月25日号の掲載記事です。  近隣に「大人の遊び仲間」と自称するグループがある。メンバーは70代を中心にした男性ばかり15人ほど。元社長や元教員もいるらしいが、現役時代の職業は口にしない。「トントン(差がない)の関係」を大事にしている。だからリーダーもいない。 …

2023年7月11日

ヒューマニズム宣言サムネイル
『文化時報』コラム 〈37〉「同志」との抱擁

※文化時報2023年3月24日号の掲載記事です。  3月13日午後0時半、私は東京高裁の正門前に到着した。次第に雨足が強まる中、すでに200人を超える群衆が門前に詰め掛けていた。この日の午後2時に出される袴田事件の決定を待つ人々である。 …

2023年7月8日

傾聴ーいのちの叫び
『文化時報』コラム 〈38〉身近にいる仏様

※文化時報2023年3月17日号の掲載記事です。  ここのところ、訳の分からない閉塞感にとらわれています。

2023年7月5日

福祉仏教の現場から
『文化時報』コラム 〈42〉困り事も聞き難し

※文化時報2022年10月11日号の掲載記事です。  「怒っている人は困っている人」と福祉の世界ではよく言われる。

2023年7月1日

ヒューマニズム宣言サムネイル
『文化時報』コラム 〈36〉人の道に照らして

※文化時報2023年3月7日号の掲載記事です。  前回このコラムで言及した日野町事件について、大阪高裁は2月27日、2018年7月の大津地裁に続き、再審開始を認める決定をした。 …

2023年6月28日

傾聴ーいのちの叫び
『文化時報』コラム 〈37〉正解のない着陸

※文化時報2023年3月3号の掲載記事です。  緩和ケア病棟では、毎日カンファレンスをしています。さまざまなケースについて、多職種間で意見交換をしながら、慎重にケアを進めるためです。そのカンファレンスがいつも重い空気になるのは、鎮静をかけるタイミングについて検討するときです。 …

2023年6月24日

福祉仏教の現場から
『文化時報』コラム 〈41〉本音は二次会で

※文化時報2022年9月27日号の掲載記事です。  先日、「僧侶のグリーフケア」という演題で講演してきた。お招きくださったのは、クリニックの院長。「第1回地域共生を支える医療・介護・市民全国ネットワーク 全国の集いin湘南ひらつか2022」という大会であった。「超高齢社会を生きるために医療者、介護者、市民が一緒に…

2023年6月20日

error: コンテンツは保護されています