※文化時報2023年8月8日号の掲載記事です。 浄土宗の宗門関係校である佛教大学(京都市北区)社会福祉学部は7月22~27日、「旅する絵本展」を開いた。視覚障害のある子どもたちのために点字付きの絵本を用意し、自由に楽しめるコーナーも設置。学生らが積極的に来場者と関わることで、普段子どもの面倒を見ている保護者もゆ…
2023年10月4日
※文化時報2023年7月28日の掲載記事です。 うつ状態の当事者らが京都市内のキリスト教会で、自らの思いや体験を分かち合い、ほっと安らぐ「心の居場所」づくりに取り組んでいる。立ち上げたのは、同じ精神疾患を抱えた2人の聖職者。「宗教者の社会奉仕」を実現するため、当事者と共に歩んでいる。(奥山正弘)…
2023年10月1日
※文化時報2023年7月25日号の掲載記事です。 臨床宗教師=用語解説=らでつくる日本臨床宗教師会(鎌田東二会長)は7日、「第4回インターフェイスを考える集い」をオンラインで開催した。米国・ペンシルベニア大学病院でチャプレン=用語解説=として活動する天台宗僧侶の古村(こむら)文伸氏が、「インターフェイス・スピリ…
2023年9月28日
※文化時報2023年9月1日号の掲載記事です。 大阪市天王寺区の浄土真宗本願寺派長願寺(新發田恵司(しばたけいじ)住職)は8月23日、恒例の地蔵盆に合わせて、まちの保健室=用語解説=を初めて行った。大阪府看護協会や天王寺区社会福祉協議会の支援を受け、今後も定期開催する。新發田住職は「福祉活動によって、お寺を地域…
2023年9月26日
※文化時報2023年7月21日号の掲載記事です。 障害のある子やひきこもりの子の親が、わが子の面倒を見られなくなったときに直面する「親なきあと」の問題について関心を持とうと、カトリック登美が丘教会(奈良市)で9日、信者有志が企画して講演会が行われた。一般財団法人お寺と教会の親なきあと相談室(小野木康雄代表理事)…
2023年9月23日
※文化時報2023年8月25日号の掲載記事です。 高野山大学(添田隆昭学長)が文学部教育学科を置く大阪千代田短期大学(大阪府河内長野市)は9月3日、キャンパス内に常設の冒険遊び場「ちよたんパーク」を開設する。子どもが遊びをつくり、やりたいことに挑戦できる冒険遊び場が大学にできるのは全国で初めてといい、地元の園児…
2023年9月20日
※文化時報2023年4月4日号の掲載記事です。 福祉の枠を超え、共生のまちづくりに取り組むことで全国に知られる社会福祉法人佛子園(石川県白山市)の雄谷良成理事長は、日蓮宗蓮昌寺(金沢市)・行善寺(白山市)の住職を務める僧侶でもある。子どもも高齢者も、障害がある人もない人も、いろいろな人たちが関わり合いながら暮ら…
2023年9月14日
※文化時報2023年4月11日号の掲載記事です。 社会福祉法人佛子園(石川県白山市)が積極的に推進する「ごちゃまぜ」の場づくりには、全国で福祉やまちづくりに携わる関係者らが熱視線を注いでいる。公衆衛生学や青年海外協力隊の開発援助手法を応用しており、科学的根拠(エビデンス)に基づく取り組みなのだという。どのような…
2023年9月15日
※文化時報2023年7月14日号の掲載記事です。 臨床宗教師=用語解説=の有志らがカフェデモンク=用語解説=について話し合う第7回カフェデモンクサミットが6月26日、オンラインで開催された。関西臨床宗教師会(森田敬史会長)が「関西臨床宗教師会カフェデモンクのあゆみ2015―2023」と題し、コロナ禍における取り…
2023年9月11日
※文化時報2023年7月14日号の掲載記事です。 真宗大谷派でビハーラ活動=用語解説=に取り組む僧侶らが真宗本廟(東本願寺、京都市下京区)に集う「東本願寺ビハーラネットワーク奉仕団」が4、5の両日、境内の同朋会館で開かれた。今年は「真宗寺院とグリーフ(悲嘆)ケア」をテーマに、大阪教育大付属池田小(大阪府池田市)…
2023年9月9日
※文化時報2023年8月11日号の掲載記事です。 大阪市住吉区の浄土宗願生寺(大河内大博住職)は7月26、27の両日、「夏休み寺子屋さっとさんが」を開いた。水遊びやスイカ割りなどのほか、2021年9月に始めた防災プロジェクトの一環として、子どもたちが医療的ケア児=用語解説=の潮見邑果(ゆうか)さん(13)と昨年…
2023年9月6日
※文化時報2023年8月1日号の掲載記事です。 子どもたちに夏休みの思い出をつくってもらおうと、大阪府豊中市の浄土真宗本願寺派浄久寺(森祐昭住職)は7月23日、お寺開放デー「流しそうめん」と題してイベントを行った。3月から行っている子ども食堂の拡大版で、同市内で生活困窮者を支援する食堂「ごはん処(どころ)おかえ…
2023年9月3日
※文化時報2023年7月21日号の掲載記事です。 大阪府立の支援学校と医療的ケア児=用語解説=の保護者らが防災について学ぶ研修会が11日、府立東住吉支援学校(甲斐俊夫校長、大阪市東住吉区)で行われた。災害時にお寺へ避難できる可能性を知るのが目的で、浄土宗願生寺(同市住吉区)の大河内大博住職を講師に迎えた。支援学…
2023年9月1日
※文化時報2023年7月14日号の掲載記事です。 障害のある子やひきこもりの子の親たちが直面する「親なきあと」の問題を分かち合おうと、愛知県岡崎市の真宗大谷派本光寺(稲前恵文住職)は3日、「親あるあいだの語らいカフェ」を開いた。5月に続き2度目の開催で、当事者家族と支援者ら20人がざっくばらんに語り合った。 …
2023年8月29日
※文化時報2023年7月11日号の掲載記事です。 早稲田大学文学学術院(東京都新宿区)の前期授業「生と死の教育」が6月27日に行われ、今年度のゲスト講師として、文化時報社の小野木康雄主筆が「新聞が伝える生と死の現場―宗教専門紙の視点から」と題して講義を行った。学生約180人を前に、宗教や報道機関が命の問題をどう…
2023年8月26日